アンダーフィル付きBGAでもリワーク可能

株式会社ケイ・オール

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アンダーフィル付きBGAリワーク

アンダーフィル付きBGAリワーク

ケイ・オールが誇る最先端リワーク技術!

アンダーフィル付きBGAリワーク
ABOUT UNDER-FILL

アンダーフィル付きBGAリワーク

BGAははんだボールによってプリント基板上に実装されています。接続強度が弱いため、衝撃や折り曲げなどの外部からの応力に対して、BGAの脱落やはんだ接合部でのクラックの発生により接続の信頼性が保てない場合があります。
このような問題を解消し、接続信頼性を向上させるため、アンダーフィルと呼ばれる封止樹脂を部品と基板との隙間に使用します。

  • 素材

    一液性加熱硬化型のエポキシ系の樹脂を使用

  • 働き

    外部からの応力を軽減でき、はんだボールの接続面に生じる応力の集中を防止する働きがあります。

  • 用途

    携帯電話や音楽プレーヤーなどをはじめとするモバイル機器などに多く使用されています。

アンダーフィル付きリワークについて
ABOUT REWORK WITH UNDER-FILL

硬化したアンダーフィル剤はBGAを封止しているため、強度は通常のBGAに比べ格段に向上しており、その効果は絶大ですが、その分、取り外したり、部品を交換するなどのリワーク作業は通常のリワーク工程以上に困難なものとなっております。

ケイ・オールでは、作業方法や技術研究を重ね、様々なアンダーフィル剤が塗布されたデバイスでもリワーク作業が行えるよう努めて参りました。

ーアンダーフィル付きBGAの取り外し方法ー

参考までに、アンダーフィル剤を扱うメーカー【スリーボンド】での例をご覧下さい。

※アンダーフィル剤によっての相違点

上記のメーカーの作業例は、アンダーフィル剤が【リペア性付与】として「硬化後のBGA・CSP部品の取り外し、及び硬化物の除去が可能」であると記載されているアンダーフィル剤に限っての作業です。
つまり、メーカーが【リワーク可能】と記載しているアンダーフィルと、リワークについて記載のないアンダーフィルでは作業の方法や難易度の違いがあるということです。

ーアンダーフィル付リワーク技術ー

ケイ・オールでは、以上の内容を踏まえ独自の作業技術を経験の元で学び、お客様のご要望に対応した最先端の技術の提供に成功致しました。

リワーク設備
REWORK FACILITY

FACILITY

各種リワーク機完備

小型基板~大型基板· 超多層基板や特殊基板に対応するため各種リワーク機を完備しております。

  • VJ Electronix社
    【SUMMIT1100】

    VJ Electronix社SUMMIT1100
    • はんだ接合部、デバイス、基板の3点温度を独自制御
    • プリズムと高解像度CCDカメラによる基板端子と部品リードの高精度位置合わせ
    • 基板への熱負担や基板反りを最小限にする全面熱風加熱ボトムヒーター
    • 温度プロファイル分析アプリケーションソフト標準装備
    • N2を使用することにより、デバイス表面に対する熱負担を軽減
    • 最大基板サイズ:455×560㎜
  • デンオン機器
    【RD-500Ⅲ】

    デンオン機器RD-500Ⅲ
    • 鉛フリーに最適な3つの加熱システム
      (上部・下部ヒーター、2400Wの出力エリアヒーター)
      PCB全体を均等に加熱し、加熱時の基板の反り抑制が可能
    • 2モードの冷却機能
      (ノズル内部からと、クーリングファンとの冷却方式)
      特に鉛フリーに対する冷却速度を満たし、はんだ仕上がりを良好にします
    • 温度プロファイル取得可能(有償)
      要求指定内容を目標に、最適なプロファイルを作成します
    • 最大基板サイズ:500×600mm

信頼の実績!
RELIABILITY

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COMMENT

BGAリワーク担当者 担当者吹き出し

アンダーフィル付きBGA
ならお任せください!

ケイ・オールのアンダーフィル付き作業は、驚くべき画期的な技術です。製造業における作業者というよりは、職人中の職人というくらい別次元な技術力です。私はまだまだ習得しなければならないことがたくさんありますが、「やってやる!」という気持ちは常に持って励んでいます。リワーク作業技術の進化は未知数だなあと常に感じています。
ぜひ、お困りのことがありましたらお声をかけていただきたいと思います!!

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短納期で対応します

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