BLOG
第18話:熟練スタッフによるジャンパー配線で納期短縮「特殊改造」
2020/02/28
みなさん、こんにちは。
ケイ・オールの非公認キャラクター、シサクワガタです。
3月は卒業や転勤など、別れのシーズンですね。
私も「非公認」から卒業できる日を待ち構えておりますが、その前に「社外(森)」にポイっと転勤させられないようにしないと…とほほ。
さて今日は、「特殊改造」について紹介します。
ケイ・オールでは、基板内層からのジャンパー、LGAからのジャンパーなど、難易度の高い特殊な改造でお客様の大事な基板を救い、納期の短縮を実現して基板再作以上の成果を提供しております。
【事例1:中間層の配線を切断及びジャンパー配線したい】
ビルドアップ基板にて、中間層のパターン断線及び、8層基板の4層目からジャンパー線を引き出し、フィルターを交える作業に成功
【事例2:PC⇔USB接続仕様のICチェッカーを製作したい】
1.メモリーコントローラ(QFP)の交換を可能にするため、ICソケットを用意。そのままではUSBメモリーに搭載できないので、ソケット実装用基板を製作。
2.メモリーコントローラを外し、そのフットプリントと基板間を全ピンジャンパー線で接続。
3.USBメモリーとソケットが搭載された基板を治具で固定(治具もケイ・オールで設計)。
【事例3:LGAからどうしてもジャンパーを出したい】
接合部にはんだボールを使用するBGAとは違い、LGAは基板とデバイスのクリアランスが微小です。全端子の接合を確保しつつ、ジャンパーを飛ばす方法について、ケイ・オールは数多くのノウハウを持っております。
BGA・LGA周りの回路修正が必要だけど、基板を改版している時間が無い……
とお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、ケイ・オールにご相談ください。
特殊改造の詳細情報はこちら
https://www.kei-all.co.jp/rescue/remodel.html
先日、私もジャンパーの引き出しに成功しました!
弊社スタッフの自宅に呼ばれまして、クローゼットが開かないと言うので調べたところ、厚手のジャンパーが詰まっていたんですよね~。
とても感謝されて、私も誇らしいです。
え? そのジャンパーじゃない?
し、失礼しました~(汗)
今日も公認キャラを目指して頑張ります~(泣)
会社情報
3拠点から全国どこでも
短納期で対応します
お電話でのお問い合わせ
- 東京工場042-370-3550
- 関西工場072-802-3331
- 中部設計058-322-4242
- 受付時間:
- 午前9時~午後5時
土日・祝日も営業(年末年始を除きます)