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「IPC-A-610」Rev.Hについて
2021/10/29
朝晩の冷え込みで体調は崩されていませんでしょうか?
本社品質保証課です
今回は弊社のスタンダード規格でもある「IPC-A-610」について
弊社の考え方を少し書かせていただきます
先ごろ(2021年10月4日)、「IPC-A-610」のRev.Hが日本語バージョンとして
リリースされました
まだすべての確認は終わっておりませんが、気になったところを
2つ紹介したいと思います
1)スルーホールでのDIP品はんだ上がりが
クラス3でも条件付きで75%になった
2)プレスフィットコネクタの詳細な
規格が記載された
はんだ上がりにつきましては、14Pin以上の連結されたコネクタについては
はんだ上がり50%等、規格としては良品判定されるものもあります
しかし弊社といたしましては、もちろん「IPC-A-610」を主の規格としておりますが、
それをすべての基板実装に当てはめようとは思っておりません
昨今の部品につきましては、熱を発するものが増え、放熱処理を強化している
基板が増えております
そのような基板への配慮ではんだ上がりの規格も変化していることは
承知しておりますが、弊社としましてはお客様と使用目的の整合性をとり
相談させていただく所存でございます
弊社としましては、これからも変更点・追加点の確認を行いながら
基本理念をしっかりと持ち、「IPC-A-610」のRev.Eを採用していきたいと
考えております
すべてを新しい考え方にするのではなく、「古き良き」を大事にしながら
日々進化していければと思っております
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