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偽造品リスクにご用心

ケイ・オールブログをご覧の皆様、
コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか
編集部(品質保証課)です


昨今の社会情勢もさることながら、実装業界では部品入手困難で
頭を抱えていらっしゃる会社も多い事と思います


デバイス関係・コネクタ関係等々・・・
本当に入手できずに困っていらっしゃるとは思いますが、
今回は少し嫌な事を書かせていただこうと思います

弊社の強みでもある「リワーク」に関連して信じられない事象が
かなり起きております

実際に被害に遭われた会社様も多いと思いますが、
デバイスの中身が・・・


弊社実装品でも、5台中1台で動作不良が発生し原因調査したところ
リール支給されている部品に1割程度、偽造品が混ざっておりました
※下図参照（ウエハチップすら入っておりません）

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※ＳＯＮとＱＦＮでタイプは違いますが、ウエハチップ・ワイヤーボンディングの
有り無しは確認していただけると思います


上記のケースはかなり稀ですが、部品を数社から購入したメーカーさんは
海外から購入したデバイスだけ背表示の印字書体が若干違いⅩ線での
内部確認を行ったところ内部形状が違う偽造品でした


最近は弊社へも、搭載前のⅩ線確認をご依頼いただくケースが非常に
多くなっております
生産国の違いでサーマル部の形状が若干違ったりする場合もございますので
全てⅩ線だけで判断することはできませんが、例えばワイヤーボンディングや
内部形状の確認だけでも、（特に流通品を購入した際は）事前確認を
おすすめいたします

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このご時勢ですので、なかなか難しいとは思いますが、怪しい場合には
確認を行い、リスクマネージメントをおすすめいたします


脅かす様な事ばかりで申し訳ございませんでしたが、実際に被害に遭われている
会社様も多いので記載させていただきました