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第52話:困難な特殊改造まで対応!基板再作以上の成果をご提供する「特殊改造」
2023/01/10
みなさん、こんにちは。
ケイ・オールの非公認キャラクター、シサクワガタです。
新しい年になりました。
昨年もこのブログを読んでくれてありがとう。
今年も業務内容や会社情報、プライベートの様子などを真面目に、面白く、真摯に、楽しく発信していくので、どうぞよろしくね!
さて、新年初回の今日は、「特殊改造」について紹介するよ。
ケイ・オールには、熟練作業者が多数在籍していて、困難な「特殊改造」まで対応しているよ。
今回の記事では、「特殊改造」の概要と事例について取り上げていくよ。
「特殊改造」の概要
ケイ・オールの「特殊改造」の概要について紹介するよ。
基板再作以上の成果をご提供
- 難易度の高い特殊な改造により、お客様の大事な基板を救う
- 納期の短縮を実現
- 基板再作以上の成果をご提供
「特殊改造」の事例
事例1:改版する時間がないため、BGAジャンパーにてどうにか動かせる形にしたい
「展示会で使用するデモ基板だが、配線の間違いが発覚。改版する時間がないため、BGAジャンパーにて修正し、展示会に間に合わせたい!」
というリクエストに対し、特急対応にて全5枚のうち先行で1枚実施し、動作確認をいただき問題なく動作しました。
その後、4枚を実施し、展示会に間に合わせることができました。
事例2:PC⇔USB接続仕様のICチェッカーを製作したい
本事例は、下記の手順によって対応しました。
【1】メモリーコントローラ(QFP)の交換を可能にするため、ICソケットを用意。 そのままではUSBメモリーに搭載できないため、ソケット実装用基板を製作。
【2】メモリーコントローラを外し、そのフットプリントと基板間を全ピンジャンパー線で接続。
【3】USBメモリーとソケットが搭載された基板を治具で固定(治具もケイ・オールで設計)。
パソコンなどにも挿抜できるコントローラ評価治具を製作し、大変喜んでいただきました。
難易度の高い改造作業は1台1名にて作業を行いますが、熟練作業者全員がジャンパー配線可能なケイ・オールでは、案件が重なっても対応できることが強みです。
事例3:BGAのパターンを1ピンずつ間違えたので、全ピンBGAからジャンパーを配線してほしい
動作確認中、BGAのパターン配線ミスが発覚。
全ピン1ピンずれての配線になっていたため、試作用ということもあり、BGAから全ピンよりジャンパーをし動作確認をクリアしました。
なお、現在ではここまでのジャンパーの場合、変換基板を用いたPOPでの対応がより確実です。
こんなお悩みをお持ちの方にオススメ
基板やBGA周りの回路修正が必要
- 基板やBGA周りの回路修正が必要だが、基板の改版をしている時間がない
- 試験用にパターンを入れ替えたいが、費用を抑えたい
上記のようなお悩みをお持ちの際には、ぜひケイ・オールにご相談ください。
25年以上のノウハウを武器に、BGAジャンパーなどの対応をさせていただきます。
「特殊改造」の詳細情報はこちら
https://www.kei-all.co.jp/rescue/remodel/
子・丑・寅・卯・辰・巳……今年の干支は「卯(うさぎ)」。
いつかクワガタも、干支に仲間入りさせてもらえる日が来ないかなあ。
え?まずは公認キャラになるのが先じゃないかって?
はーい…出直してきまーす…
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